施工事例

ワンちゃんと暮らす プラスエネルギーハウス

2017/02/16





CONCEPTコンセプト

健康で元気に過ごせる家にしたい。


エネルギーを沢山使わない家にしたい。


持続可能な社会を目指して建築を行う。


この家は、長持ちする家にしたい。30年で建て替えしなければいけない家は嫌です。ゴミもたくさん出ますし不経済です。


この家を、維持していくのにランニングコストがかからない家にしたい。暖房・冷房費が極端にかからない家にしたい。

建ててみて、冬は太陽のエネルギーで暖かく過ごせ、夏は庇や外ブラインドで涼しく過ごせる。

ほぼ無暖房、無冷房で生活できています。


この家を、維持していくのにメンテナンスコストがかからない家にしたい。

外壁がカビで汚れたり10年に1度、再塗装しなければいけない家にしたくない。


LAYOUT配置図

東側に、木造2階建てが近接して立っていますので透明ガラスでの窓配置を行わず最小限の窓数に抑える。


車は2台置きたい計画です。建物の南は太陽エネルギーがほしいいので、建物を北に寄せて南に空地(庭)を計画しています。


西面は現在駐車場になっていますが、数年後に建物が建つ可能性もあります。夏の西日を避けるためにも窓を最小限(窓無)に計画しました。


建物南面は、冬の太陽エネルギーを沢山入れる為、大開口にしています。



FORM建物形態

RC(鉄筋コンクリート)の室内は打放し仕上になりました。理由は施主様も「変に化粧しないでコンクリートむき出しがいいです。」と言っていただきました。

コンクリートむき出しにすることで、コンクリートに大量のエネルギーを蓄えることができます。その結果、無暖房無冷房に近いお家ができました。


真四角に近い形状にしています。構造的にも丈夫な形です。


建物中心が暗くなるので階段を計画し、3階に大きな窓を計画し吹き抜けより明るい空間にしました。


建物に開ける穴も最小限に計画しています。 キッチン換気扇(レンジフード)も 循環型で計画しました。

換気扇は、熱交換型にて計画し、入りと出の二か所の穴がこの建物のすべてになります。


換気のダクトは、天井裏の隠さず天井からぶら下げています。施主様も、機能が優先で「露室のダクトはカッコいい!」と仰っていただきました。

これで性能も担保され、コストメリットもばっちりです。


ENERGYエネルギー

太陽の恵みで電気を造っています。


使いきれないときは、電気自動車のバッテリーに蓄電しています。

なるべく地球に負荷を掛けない生活を施主様はしたいと仰っていました。


TEMPERATURE & HUMIDITY温度湿度

快適湿度40~60%を一年を通じて維持できることに感動いただきとてもうれしく感じます。


お引き渡しをして半年がたちますが、施主様はこの家を大事にしてただいてうれしく思います。

施主様宅は、たくさんのお知り合いの方がおみえになるそうで、「健康で省エネで安心して生活できる家です。」とお客様にお伝えしていただけています。


建築家 小林直昌














UA値(外皮平均熱貫流率)0.25W/m2k
C値(建物の床面積1m2当たりのすきま面積)0.1cm2/m2
完成年月日2016年4月